読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Books I've read

読んだ本の感想を書いてます。

303冊目 冷めない紅茶

小川洋子さんの小説はあまり読んだ記憶がない。この本は、久しぶりに来た図書館でたまたま見つけた。小川さんのは、とても繊細な表現がつづく。

表題作の「冷めない紅茶」がとてもよかった。作品を読みながら、自分はなぜ学生時代に学校の図書館を利用しなかったのか激しく後悔した。中学、高校時代と図書室を利用できる、そんな生徒だったなら、また今とは少し違う人生を歩んでいたのだろうか・・・。体育会系のクラブで通した学生生活は、それなりに楽しみもしたが、何だかしっくりこない部分も感じてはいた、ような気がする。学校の図書室という空間を全く堪能する機会がなかったことに(当時は見向きもしなかったのだが)今更後悔。そんな感情をわき起こした小説でした。よかったです。

 

冷めない紅茶

冷めない紅茶