Books I've read

読んだ本の感想を書いてます。

354冊目 サラバ! 上

再読。面白い。でも結構忘れている。読書の中に、再読枠をもっと! サラバ! 上 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/10/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (32件) を見る

353冊目 ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学

特に感じることはなかった。そもそも、なぜ、本書を購入したのか?改めて思ったことは、文学の潮流なんて私には関係がなかったということだ。私は、ただただ、自分が面白いと思う本が読みたいだけだ。 ターミナルから荒れ地へ - 「アメリカ」なき時代のアメ…

352冊目 遠い山なみの光

カズオ・イシグロさんの。これもよかった。家にあるカズオ・イシグロさんの本は、これで全部読んでしまった…。ノーベル賞とったし、増刷が決まったし、翻訳されたすべての本が店頭に揃うところを待っているのだけど。もう揃ってるのかなー 遠い山なみの光 (…

351冊目 読み切り世界文学

あっという間に読んでしまった感じ。これで満足してしまいそう・・・。 人生は賢書に学べ 読み切り 世界文学 作者: 山本史郎,大竹守 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2015/09/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る あと、カズオ・イシグロ…

350冊目 生きるとは、自分の物語をつくること

「物語」というWordを割とあちこちで目にするようになったけれど、今一つ、ピンッとこなかった。でも、本書を読んで、少しはっきりした。そして、私は、その物語の聴き手が時に必要だと思った。河合隼雄先生は、そのプロだ。 生きるとは、自分の物語をつくる…

349冊目 裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち

Titleという本屋さんのTwitterでこの本を知った。静かに売れているということで興味を持った。読み進めていくことが、しんどくなるような現実があった。でも、著者をはじめ、そんな少女たちをサポートする人間も、またいる。著者の率直な感情表出もよかった…

348冊目 レイモンド・カーヴァー傑作選

繰り返し読み続けたい作品だ。物語がプツンと切れるように終わる。彼の文学テーマの一つが「人が落ちていくこと」であるらしい。興味がある。ところで、巻末の年譜。ものすごく慌ただしい人生だ。 なんだか、本に集中できなかった。せっかく素敵な本なのに。…

347冊目 すべてはあの謎にむかって

川上未映子さんのエッセイ。よくこれだけネタがあるなと思うほど。おもしろかった。なんか、情報の宝庫といった感じ。また、表現力もいい。 ところで、いま、『早稲田文学』という文芸誌の「女性版」というものが出ていて、川上さんが責任編集ということで話…

346冊目 ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力

一気に読めた。こういう考え方必要ですよね。 この本、ずっと気になっていて、でもアマゾンを利用してまでは…という感じで。本屋に入った時には、ないかなーと探してた。ある時、田舎町の小さな本屋さんで無造作にポンと平台に置かれているところを発見。即…

345冊目 創作

作者不明の日記。年齢不明。建築現場?の労働者。麻雀、パチンコ、花札で散財。タバコ、酒が好き。読書が好き。作家を目指している。でも、努力もできず惰性で日々を暮らした人の記録。時代は70年代前半。こっそりと人の日記を読んでしまった感じ。淡々と…

344冊目 埴原一亟 古本小説集

夏葉社出版とあって気になった。Twitterを眺めていると「よかったー」などの情報が入ってくる。そういった情報にどうしても影響を受けてしまう。 私は、読書、本屋は好きだけど、古本の世界は馴染めない。良さがわからない。 (そんな自分を残念に感じる) …

343冊目

仕事関連の本。タイトルは伏せる。少しずつ読み継いで、途中放棄もあり、ようやく読了。具体的でわかりやすかった。

342冊目 ヒトラーとは何か

基本を知らない私には、不満の残る形となった。でも、古典的名作とのことです。 文庫 ヒトラーとは何か (草思社文庫) 作者: セバスチャンハフナー,Sebastian Haffner,瀬野文教 出版社/メーカー: 草思社 発売日: 2017/08/02 メディア: 新書 この商品を含むブ…

341冊目 遠い太鼓

村上春樹さんの。1986年から1989年の間にヨーロッパを中心に旅に出たときのエッセイ。『ノルウェイの森』や『ダンス・ダンス・ダンス』はこの時書かれた。とてもおもしろかったです。とくに、国民性の違いについて触れた内容が。そして、旅エッセイを読んで…

340冊目 日の名残り

今年一番の本でした。人が悩み、苦しむ。人が信念をもち、その信念が晩年に揺らぎ、また進む。人の一生が描かれているように思った。自分の生まれ持った運命に対し、(それは決して恵まれたものではない)静かに受け入れ、最善を尽くす、そんな作品だったよ…

339冊目 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

私とは全く違う世界を生きた人で、興味深かった。「モラトリアムの闇」がとくによかった。私も思い返せば、第1弾、第2弾と2回におよぶモラトリアムの波があったけれども、私の場合、人との交流が希薄になるタイプなので、その点でも中島らもさんとは大きく…

338冊目 Yの悲劇

久しぶりの海外ミステリー。古い作品なので、私はそんなにのめり込めなかったし、好きになれなかった。でも、読みやすかった。 Yの悲劇 (角川文庫 ク 19-2) 作者: エラリー・クイーン,越前 敏弥 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング) 発…

337冊目 もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら

めっちゃおもしろかった!!!だって、「太宰治ー焼きぞば失格」こんな調子なんだもん。くすくす笑いながら楽しめました。それに、カップ焼きそばをテーマに文豪たちの文体模写を読み比べることができたので、文体というものが、ものすごく大切なことがわか…

336冊目 生きる職場 小さなエビ工場の人を縛らない働き方

確か、新聞に書評が載っていて、それで気になった本。いつ休んでもいいし、連絡不要。苦手な仕事はしなくてよい。こんなんで会社ってやっていけるん?と思いました。 個人的に面白いなと思ったのは、苦手な仕事は、人によってさまざまってこと。自分が苦手=…

335冊目 働きざかりの心理学

河合隼雄さんの。驚いてしまったのは、著者のもとに相談に来られる方々が、頑張り屋でバリバリ働く仕事人間が多いってこと。また、昇進を望む気持ちが強いってこと。私も含め、私の周囲にそんな人はいない・・・。だから非常に驚いた。一流企業、一般企業の…

334冊目 6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む

フランス文学、久しぶり。でも、それがかえって良かったみたい。異国を味わえた。この本の内容も素晴らしかった。フランスで26万部突破のベストセラーになったそうだが、この本を受け入れたフランス人も好きだ。 6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む (ハ…

333冊目 文学効能辞典 あなたの悩みに効く小説

まず、この分厚い本を読み切った自分をほめてやりたい。 以下に、読んでみたいと思った本とその症状を書きます。 『華氏451度』・・・幸福を追い求めているとき 『黄金の羅針盤』・・・孤独なとき 『シッピング・ニュース』・・・自己評価が低いとき 『シッ…

332冊目 私の名前はルーシー・バートン

素敵な小説でした。貧困が人に及ぼす影響、育ちという面で、深く印象に残った小説でした。 私の名前はルーシー・バートン 作者: エリザベスストラウト,Elizabeth Strout,小川高義 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/05/09 メディア: 単行本 この商品を…

331冊目 教団X

待ちに待った文庫化。早速購入し、読みました。わたしには、ちょっと難しく、物語について行けないところがあった。しかし、新興宗教の問題を別の視点でとらえた本書は、ぞっとする怖さがありました。 教団X (集英社文庫) 作者: 中村文則 出版社/メーカー: …

330冊目 世界の果て

読んでいるうちに、いつのまにか、病的な世界にすーーーと入っていく感じが怖い。さすがです。 世界の果て 作者: 中村文則 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2009/05 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (13件) を見る

329冊目 バスを待って

ものすごくよかった。バスに乗っている人々の様々な人生模様が、ていねいに描かれています。何となく手に取って、購入した本が、とても素敵なんて、こんなうれしいことはない!!! バスを待って (小学館文庫) 作者: 石田千 出版社/メーカー: 小学館 発売日:…

328冊目 文学の門

図書館で借りた。難しかったけれど、エッセイ集だからなんとか読めた。まだまだいろんな本がある!と思えただけで収穫。労働文学と日記文学おもしろそ。 文学の門 作者: 荒川洋治 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2009/12/11 メディア: 単行本 クリック…

327冊目 星の子

今村夏子さんの。怪しげな宗教にのめりこんでいる家族の物語。今村夏子さんの独特な世界観がまた現れていてよかった。「あひる」もそうだったけど、世間からみれば、問題と思われる生き方を、その当事者の側に立って、淡々と表現する。そこに、独特な世界観…

326冊目 煉瓦を運ぶ

ミラクル・マイルという短編がよかった。 煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス) 作者: アレクサンダーマクラウド,Alexander MacLeod,小竹由美子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/05/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る

325冊目 間取りと妄想

思いのほか良かったです。短編です。間取りがまず提示され、そこに住む住人の物語が始まります。他者には見せられない一面も描かれ、人間の闇あるいは深さを感じます。それが、住空間と相まって、とてもよかった。間取りも変わったものが多く、ひきつけられ…