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Books I've read

読んだ本の感想を書いてます。

314冊目 九十歳。何がめでたい

話題の書。著者、佐藤愛子氏は、戦う人であった。私とは正反対の人。 九十歳。何がめでたい 作者: 佐藤愛子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/08/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る なんだか、読書スピードがものすごく落ちた。集…

313冊目 家族最後の日

前作も思ったけれど、すごくパワフル!そこは、見習いたい。 家族最後の日 作者: 植本一子 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2017/02/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る

312冊目 かなわない

いろんな本屋さんのホームページやTwitterで紹介されていて、気になりながらも長いことスルーしていた本書を、なんとなく気分が変わり購入しました。 一番にそそられたのが、表紙のパンでした。とてもおいしそうで、きっと中身もいいのだろうなっていう、そ…

311冊目 騎士団長殺し 第2部

読み終わりました。静謐な時間が終わってしまった感じ。とても贅沢な「時」を味わえました。よい小説を読めることって素敵だ。 騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/02/24 メディア: 単行本 この商…

310冊目 騎士団長殺し 第一部

(ネタバレありません) おもしろいです!販売初日に購入し読み始め、6日目で第一部読了しました。時間的には、余裕があったので、もっと早くに読み終わることもできたのですが、なんだか、ゆっくり、ゆっくり、あせらず、あせらず読み進めることになりまし…

309冊目 ぼくは本屋のおやじさん

中小規模の町の本屋さんの苦労話が、詰まっていました。出版されたのが1982年だから、もう随分と昔の話だけれども、現在ある町の本屋さんも、似たような苦労をされているのでなないかと想像します。や、出版不況と言われている今のほうが、過酷なのかもしれ…

308冊目 まさか逆さま

絵がかわいい♡ まさか逆さま 作者: 中村航,フジモトマサル 出版社/メーカー: キノブックス 発売日: 2016/10/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る

307冊目 S先生のこと

とても、とてもよかったです。 著者の恩師である須山先生をしのび、先生の人生を丹念に追想するエッセイとなっています。興味深かったのは、文学の世界に身を置く先生が、自分の過酷な人生を文学を支えに、懸命に生きた姿でした。学者といわれる人たちが、物…

306冊目 ダンス・ダンス・ダンス(下)

当然、おもしろく読みました。最後の場面で、なお不安を感じる主人公が、とてもとても気の毒で仕方がありませんでした。 最近。 ドラマ『カルテット』がおもしろいです。クラシック音楽が気になり始め、昔好きだったワーグナーのタンホイザーを聴いてます。…

305冊目 ダンス・ダンス・ダンス(上)

これも再読ですが、すっかり忘れてる。だから、また楽しんで読んでます。 ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/10/15 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 67回 この商品を含むブログ (367件) を…

304冊目 私の消滅

中村文則さんの小説をまだすべて読んだわけではないけれど、今まで読んだ中で一番すごい内容の小説だと思いました。ぞっとする闇がありました。難しい内容なのに、平易な文体でつづられるそれは、作者の考え抜いた跡を感じさえしたし、当然、作者の力もあっ…

303冊目 冷めない紅茶

小川洋子さんの小説はあまり読んだ記憶がない。この本は、久しぶりに来た図書館でたまたま見つけた。小川さんのは、とても繊細な表現がつづく。 表題作の「冷めない紅茶」がとてもよかった。作品を読みながら、自分はなぜ学生時代に学校の図書館を利用しなか…

302冊目 祖母の手帖

感想を書くのが私にとっては難しい作品。 激しく愛を求める女性。愛のない夫との特殊な性生活。家庭のある男性への一途な愛。 この女性の生きた時代が戦前、戦後の時代だけに、このような本能的な生き方は、受け入れられず、病人扱いまでされる。しかし、「…

301冊目 冬の本

以前から気になっていた本。てっきり短編小説集かと思っていたが、そうではなかった。「冬の本」をテーマとした84人もの人のエッセイ集だった。古書店主、作家、芸人、書店員とさまざまな人たちが、綴っている。 私は、「冬の本」と言われても何も思いつか…

300冊目 香水 ある人殺しの物語

「匂い」を題材に、こんなに面白い物語が生まれるんだなーと感動。楽しい読書時間となった。 感情を持たない人間が、嗅覚の鋭さのみを頼りに生きていく。そこには、狂気が入り込み、欲望のまま人を殺す。香水を武器に、人々を翻弄し、また、自分の存在を消す…

299冊目 夜は短し歩けよ乙女

初の森見登美彦さんの。独特の世界観でした。これが、どうやら映画化されるらしい。どういった映像に置き換えられるのか、非常に楽しみです。 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫) 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング 発売日: 2008/12…

298冊目 国境の南、太陽の西

再読。でも、すっかり内容を忘れていたので、初読みたいなもの。 主人公の周囲に現れる女性たちが興味深い。幸せになれなかった彼女たちの人生が、謎に包まれており、一層の興味をひくし、作品に深さをもたらしているよう。 主人公の男性に対しては、少々腹…

297冊目 i (アイ)

良かったです。ものすごく。複雑な人間の感情を小説にすることは、難しいと思うけれど、それをやってのけるだけの力がある作家だと思う。西加奈子さんの好きなところは、幼少期の生い立ちをしっかりと書くところ。人格形成の重要な時期の家族関係、生い立ち…

296冊目 文学部唯野教授

難しかった。思うに、文学を科学的に分析しようとするところに無理があるように感じた。けれども、科学があまりにも上手く機能したこの世の中で、それは、止められない流れなのかもなーとも思う。科学では割り切れない分野で働いている私には、文学研究の行…

295冊目 こちらあみ子

今村夏子さんの。『あひる』といい、この本といい、とてもよかった。他にはちょっとない感じの小説。『こちらあみ子』では、あみ子側に立つか、周囲の人間側に立つかで、おおいに感じ方が違ってくると思う。巻末で穂村弘さんは、こわいと思いながらも、あみ…

294冊目 祐介

又吉さんが紹介していた本。軽い気持ちで読み始めたのだけれども、内容はとても重かった。 祐介 作者: 尾崎世界観 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/06/29 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る

293冊目 2週間の休暇

あっという間に読み終わってしまう分量なんですが、その中に、たくさんのことが詰まっているという感じ。めちゃくちゃよかった。何回も再読しそう。 二週間の休暇〈新装版〉 作者: フジモトマサル 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/03/10 メディア: 単…

292冊目 という、はなし

絵がよかった。不思議な世界観が漂っています。 という、はなし (ちくま文庫) 作者: 吉田篤弘,フジモトマサル 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/12/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る

291冊目 太宰治全集1

なんとか読めたという感じ。やっぱり全集になるときつい。ハードルが高すぎた。 太宰治全集〈1〉 (ちくま文庫) 作者: 太宰治 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1988/08 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (10件) を見る

290冊目 マチネの終わりに

大人の恋愛小説でした。『プラハの春』を思い出しました。久しぶりに再読しようかな。平野啓一郎さんのは、『日蝕』の一行目で、断念した思い出があり、今回、アメトークの読書芸人で紹介されていなかったら、手に取ることのなかった作家さんの本でした。と…

289冊目 命売ります

三島由紀夫の。おもしろかったです。なんか、さすがって思いました。 命売ります (ちくま文庫) 作者: 三島由紀夫 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 1998/02 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (30件) を見る

288冊目 西の魔女が死んだ

ものすごくよかったです。これも確かピースの又吉さんが、過去に、紹介していたんじゃなかったかしら。ずっと気にはなっていたけれど、購入には、何となく至らなかった。けれど、ふっと、タイミングがやってきて購入。読書の順番が回ってきました。 いちばん…

287冊目 生涯人間発達論

防衛機制にも発達的な考え方があることを知った。自我の防衛機制についてもっと勉強する必要がある。対象理解に役立ちそう。行動化や幻想は、未熟な防衛機制の一種。 生涯人間発達論 第2版―人間への深い理解と愛情を育むために 作者: 服部祥子 出版社/メーカ…

286冊目 たべるのがおそい

文学ムックというやつです。あんまりこの手のものは購入することはないのですが、アメトークで紹介されていた『あひる』を読むために買いました。 今村夏子さんの『あひる』、ものすごく良かったです。アメトークで言われていたように、あひるが家にやってき…

285冊目 羊をめぐる冒険 上・下

これも再読。全然覚えていなかったので、ラストシーンは初読のように驚き、深い悲しみを覚えました。 あーあー、本ばっかり読んでるよ・・・。勉強もしなくちゃなんないのになー。基本ぐうたら人間が、村上作品の初期の本をまとめ買いしたら、そりゃー読まず…

284冊目 1973年のピンボール

再読。 ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲め。 生きる指針になります。これは。 1973年のピンボール (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/11/16 メディア: 文庫 購入: 13人 クリック: 68回 この商品を含むブログ (288件) を…

283冊目 風の歌を聴け

再読。初めの数ページが好きだな。春樹さんの意気込みのようなものを(勝手に)感じて、鳥肌が立ちました。 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/15 メディア: 文庫 購入: 43人 クリック: 461回 この商品を含…

282冊目 夜を乗り越える

又吉さんの。ご自身の読書の楽しみ方というものをしっかり持っていて、だから、すごく読書を楽しんでいる姿があって、めっちゃうらやましいな、と思いました。昔からそうなのだけど、私は、漫然と読んでいるだけ。本当に自分の趣味は、読書といえるのだろう…

281冊目 〆切本

けっこうな分量の本でした。いろいろと慌ただしく、読書に集中できず、本に手を伸ばすことが、そもそも億劫で、読了にえらく時間がかかってしまった。 ここ数か月ぐらいだろうか、一冊づつ読んでいく、併読はしないという私の読書スタイルが、いつの間にやら…

280冊目 本屋の窓からのぞいた京都

恵文社一乗寺店の方が書いた京都本。あー、京都に行きたい。でも、まだ暑そう。あーでも行きたい。この葛藤、1週間続いています。もういっそうのこと、出かけてしまえばいいものを。明日、仕事、休み♡ でも雨らしい。葛藤はしばらく続きそう。はぁーーーー。…

279冊目 よくばり世界一周!

上巻だけ読みました。憧れるけど、私にはとてもじゃないけど勇気が持てない…。それにどんどん移動していかなければならないから、かなり疲れるんじゃないかな。 主婦を休んで旅にでた よくばり世界一周!/上 作者: 東條さち子 出版社/メーカー: 朝日新聞出版…

278冊目 土の中の子供

この中に入っていた『蜘蛛の声』が良かったです。現実と幻想の境目が、巧みで読んでいて怖くなるほど。あとがきで作者が、小説を「世界の成り立ちや人間を深く掘り下げようとし、突き詰めて開示するような物語」と表現し、小説に救われたとありました。私は…

277冊目 人生問題集

これも対談集。春日武彦氏(精神科医)と穂村弘さんとの。やっぱり、対談集は苦手。ひとつ気になったことは、大島弓子さん。前に読んだ本の中にも出てきた。いつか読んでみよう。 人生問題集 作者: 春日武彦,穂村弘 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシ…

276冊目 たましいのふたりごと 

対談集です。苦手です。知性ってすごいね。どうやって身につくものなのかね?知性の足りない自分には、難しかったです。だから、あまり印象に残ることはなかったけれど、この2人の性格は対照的なのかなと思いました。川上さんは知性の人、穂村さんは感性の人…

275冊目 つむじ風食堂の夜

食堂系の小説って最近多いですよね。近所においしい料理を出してくれる食堂があったら、それだけで幸せですね。 つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫) 作者: 吉田篤弘 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2005/11 メディア: 文庫 購入: 9人 クリック: 55回 この商…

274冊目 もものかんづめ

ゆるめの本を読みたくて、初めて、さくらももこさんの本を選んでみました。面白かったです。特に、おじいさんが亡くなられたことを書いたエッセイがよかったです。おじいさんを「ろくでもないジジィ」と表現し、死に顔がおもしろいと、台所の隅で笑い転げる…

273冊目 野心のすすめ

林真理子さんの小説がよかったから、林さん関連の本をと思い、さっそく図書館で借りてきました。野心、努力と書かれいているこの本を、違う惑星に住む私が読んでいるように感じるぐらい、共感することが難しかった。いろんなタイプの人間がいるんだなーと思…

272冊目 本を読む女

林真理子さんの。ものすごく良かったです。私は本が好きだけど、時々、本当に好きなのかわからなくなる時がある。表面的な読みしかしてないし、読んだらすぐ忘れてしまうし、ただ、本を消費しているだけと思ってしまうことがある。だけど、この本の主人公は…

[271]ミニチュアの妻

うん、まあまあ。読了するまでにえらく時間がかかってしまった。なんだか最近、読書に集中しにくい。オリンピックとかその他もろもろで。。。 ミニチュアの妻 (エクス・リブリス) 作者: マヌエル・ゴンザレス,藤井光 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/1…

[270]おじいさんの思い出

トルーマン・カポーティーの。平易な文章なんだけど、上手いなーと思いました。ところどころに入っている銅版画も味わいあります。 おじいさんの思い出 作者: トルーマンカポーティ,村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1988/03 メディア: 単行本 ク…

[269]ホンの本音

群ようこさんの本にまつわるヘッセイ。読書体験本、けっこう好きです。90年代に出版された本で、村上春樹さんの『ノルウェイの森』がもったいなくて読めない、と当時の気持ちが記されてあったり、時代を感じながら読めて面白かった。 ホンの本音 (角川文庫) …

[268]コンビニ人間

さっそく読みました。少数派、変わり者の大変さが描かれています。多数派の描写はリアルで、「いるいる、こんな人」と思いながら楽しく読みました。主人公が最終的に、自分の居場所を認識できて、ほっとしました。36歳、独身、アルバイト経験しかない主人公…

[267]まく子

西加奈子さんの。おもしろかった。子供のおとなへの成長ぶりがよく描かれている。後半の宇宙人に関しては、ちょっと、ついて行けなかったんだけども。非現実が苦手なんで。 まく子 (福音館の単行本) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 201…

[266]女子学生、渡辺京二に会いに行く

自己実現を目指すよりも、自己を全うしたらよいとのこと。それでいい、と言ってもらえるとほっとするなー。もう始めてるから、余計に。 女子学生、渡辺京二に会いに行く 作者: 渡辺京二×津田塾大学三砂ちづるゼミ 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2011/09…

[265]クートラスの思い出

フランスの芸術の世界を垣間見した感じ。クートラスのすさまじい生涯が描かれている。同じアパートに住んでいた住人も興味深かった。深い闇ばかり。一瞬の神々しい光に圧倒されながらも、それは、すぐ消えてしまう。 クートラスの思い出 作者: 岸真理子・モ…