Books I've read

読んだ本の感想を書いてます。

327冊目 星の子

今村夏子さんの。怪しげな宗教にのめりこんでいる家族の物語。今村夏子さんの独特な世界観がまた現れていてよかった。「あひる」もそうだったけど、世間からみれば、問題と思われる生き方を、その当事者の側に立って、淡々と表現する。そこに、独特な世界観が生じている。よかった。次作も楽しみに待っている。

 

星の子

星の子

 

 

 

326冊目 煉瓦を運ぶ

ミラクル・マイルという短編がよかった。

 

煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス)

煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス)

 

 

325冊目 間取りと妄想

思いのほか良かったです。短編です。間取りがまず提示され、そこに住む住人の物語が始まります。他者には見せられない一面も描かれ、人間の闇あるいは深さを感じます。それが、住空間と相まって、とてもよかった。間取りも変わったものが多く、ひきつけられました。

心が若干、ざわついている中での読書が続いています。この本は、よかっただけに、もっとスキッとしているときに読みたかったなー。

 

間取りと妄想

間取りと妄想

 

 

324冊目 本屋、はじめました

ずっと気になっている本屋さん。遠くて、ついでという用事もなかなか生まれない。いつ行けるか、わからないけれど、楽しみにとっておく、という境地。最後の対談がおもしろかった。

 

本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録

本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録

 

 

323冊目 内面からの報告書

まずは、タイトルに惹かれて。ポール・オースターの本は少し読んだことがあるだけ。特別気になる作家さんではないけれど、やっぱり、タイトルが気になったのだ。自分のことを「君は」と表現するところが、この回想録の質を決定的にしているように思える。感じがよかった。自己同一性確立の時期に大いに、揺れている感じがリディア・デイヴィス宛の手紙で読み取れる。本、たくさん読んでたんだなー。

 

内面からの報告書

内面からの報告書

 

 

 

322冊目 今日の人生

益田ミリさんの。この手の本に手を出すとき、私は疲れている場合が多い。もう少し具体的に言えば、ある部分でうまくいかず、かといって、やる気もないようなとき。気にしなかったら良いものを、質の悪いことに、中途半端に真面目であるゆえに、というか、周囲の目が気になる性格さゆえに、ぐずぐずと気持ちが不安定。

とはいうものの、とても楽しめた。よかった。

 

今日の人生

今日の人生

 

 

321冊目 女のいない男たち

再読。割と忘れていたから、楽しめた。

 

女のいない男たち

女のいない男たち